【Blender】モデリング|3DCGキャラの体を作るよ(3話)

キャラクター制作
※注意書きです!

このモデリング解説には文章と画像どちらも載せて説明していきたいと思います。くどい内容になるかもしれませんが、わかりやすくを軸にしていきたいためご了承ください。では、本文へ!!



今回は、【キャラクター制作】Blender|モデリング足(脚)、手(腕)を作っていきたいと思います。前回は、下半身を作りましたよね。脚、腕なので基本的には円柱で出来ています。そこに関節の部分や、肉感を追加していく形になります。

また、冒頭の注意書きの通り画像を見ればわかるように作成しているつもりですが、文章も添えていきます。どちらも見てわからない場合は私の落ち度です。すいません!先に謝っておきます(笑)

足(脚)、手(腕)の作成

足(脚)の作成

まずは足(脚)を大まかに作成していきます。画像のように一番上の赤枠内全て頂点を選択し面を押し出します。膝と足首にあたる箇所に頂点を配置します。

膝と足首の頂点の間に、ループカットを2本入れます。

画像のようにループカットで作成した頂点を選択し、拡大してふくらはぎを作成します。この時まずは正面から見てふくらはぎの膨らみを調整します。

先ほど正面からふくらはぎの膨らみを作成したため、次は横から見て画像のように矢印方向に頂点を移動させます。

次に、作成したふくらはぎの膨らみを滑らかにするために、ベベルをかけます。ベベルをかけると画像のように滑らかになります。

今のままでは、ふとももが真っすぐ伸びていておかしいのでループカットをいれ調整します。ここの調整は人それぞれなので省きます。私はかなり時間をかけます(笑)

調整の仕方は、基本的にスカルプトで行います。主に、“インフレート”“グラブ”を使います。

前回の記事で紹介しているので→こちら

次に膝を作ります。キャラクターは基本的に動かすため、動きを作る関節部分を細かくする必要があります。今回でいうと膝を曲げた時にメッシュの崩壊が起きないようにします。

膝にあたる頂点を選択し、ベベルをかけます。

画像のように赤丸の頂点を選択し、もう一度ベベルをかけます。ベベルをかけた際に、左右に余分な頂点ができてしまうので頂点同士をマージします。(画像ではわかりにくいかも…すいません)


以下追記(頂点マージについて)

このメッシュは青枠のように五角形ができてしまっているため、四角形ポリゴンにする必要があります。そのため赤丸の頂点を横の頂点にマージします。

赤丸の頂点を選択し、次に横の頂点を選択します。横の頂点はアクティブ状態になります。頂点同士をマージするために“メッシュ”“マージ”“最後に選択した頂点に”を選択しマージします。アクティブ状態になっている方にマージします。

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“マージ”=M

頂点がマージされ四角形ポリゴンになりました。


ベベルをかけた箇所のトポロジーを滑らかにします。滑らかにするは”スカルプトモード”の”スライドリラックス”をかけると良いです。(こちらも画像ではわかりにくいかも…すいません)


以下追記(スライドリラックスについて)

上記の画像のように四角形ポリゴンのサイズがまばらになっているとき、トポロジーがあまり良くない可能性があります。(カクカクしている…)

トポロジーを滑らかにするために頂点を移動させる必要があります。この時、スカルプトモードのスライドリラックスを使用します。

スライドリラックスを選択後、Shift+左クリックで頂点をなぞると頂点が移動します。今回はスライドリラックスをかけたことにより画像のようにスムーズになりました。

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“スライドリラックス”=Shift+Space➡Shift+3




こちらが足(脚)の完成図です。正面がこちらになります。

後ろからがこちらになります。

横からがこちらになります。全体的に曲線を意識すると女の子っぽくなるかも。

手(腕)の作成

次に手(腕)の作成をします。図のように頂点を選択し面を押し出します。

腕の長さは、参照画像を参考にするとよいです。手首の位置を決めて、肩を中心とした円を描くとわかりやすいと思います。画像のような感じ。

腕のおおまかな作成は足と同じ要領で作成します。ループカット、ベベル、トポロジー調整を行います。

肩を作成していきます。肩も膝と同じく動きを作り出す関節部分のため細かく作っていきます。まずはベベルかけ余分な頂点をマージします。

もう一度ベベルをかけ、余分な頂点をマージします。

ベベルをかけた箇所のトポロジーを滑らかにします。スライドリラックスを使用していきます。

肘の部分も、膝、肩と同じ要領で細かくしていきます。これで、今回は完成になります。今回は足(脚)、手(腕)を作成しましたが、基本的にはいままでで一番単調なモデリングだと思います。ですが、トポロジーの調整などはしっかり行っていきましょう!

こちらが手(腕)の完成図になります。正面はこちらです。

上からがこちらになります。

後ろからがこちらになります。

次回は、足と手を作ります。わかりにくいですが、FOOTとHANDです。(笑)今回のは、LEGとARMです。

ではまたっ!!

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